高山植物
花が咲き始めるのは5月下旬～6月初旬。
6月下旬から7月初旬にかけて一番多くの花々が開花し、
一年で最もあでやかな季節を迎えます。
きびしい風雪に耐え、約4ヶ月間で開花・受粉・結実と、シビアな条件の中での花はひときわ輝いて見えます。
これらの植生を保護するため、手折ったり、保護柵を乗り越えて踏みつけたりせずに
秋田駒ヶ岳の花を守り、鑑賞しましょう。
-
イワイチョウ
別名ミズイチョウとも呼ばれる。根・茎は太く、横に這ったように群生す…
-
イワカガミ
全体に、コイワカガミより大型で、葉は、長さ幅とも3～8センチ、尖っ…
-
イワテハタザオ
イワテハタザオはフジハタザオの変種と考えられている。フジハタザオは…
-
イワハゼ
食べられる実が、赤く熟すので「アカモノ」の別名がある。常緑小低木だ…
-
ウサギギク
全体に縮毛が密生する茎葉は、普通は対生（まれに互生）。花茎の先に黄…
-
ウラジロヨウラク
葉の表面に長い毛があり、裏面は帯白色。花は、淡紅紫色で、垂れ下がっ…
-
エゾシオガマ
シオガマも種類が多い。白い花は概ね似ている。八ヶ岳やアルプスに分布…
-
エゾツツジ
よく群落をつくる、紫紅色の落葉低木。一見、草に見えるが、れっきとし…
-
オオバキスミレ
日本海側亜高山帯に多く見られる、林の根本や林緑・草地に生える多年草…
-
オクトリカブト
トリカブトの仲間であるから、有毒である。高さ1メートルほどにも成長…
-
オノエラン
10～15センチほどの小さいラン。ガクも花もいっぺんに開かず、どこ…
-
キバナノコマノツメ
タカネスミレによく似ているが、葉が違う。キバナノコマノツメは薄く、…
-
コイワカガミ
オオイワカガミはブナ林などに群生するが、コイワカガミはハイマツ林に…
-
ゴゼンタチバナ
4～6個の輪生状の葉に、ひし形状の白い花。に、見える。しかし、白い…
-
コバイケイソウ
ふつうは頂枝の両性花と側枝の雄花からなる。コバイケイソウを始め、シ…
-
コバノイチヤクソウ
半寄生植物で、花柱はまっすぐに伸びる。花冠は白く、時々わずかばかり…
-
サンカヨウ
北海道と中部地方以北と大山の山地帯～亜高山帯の林縁林内、また草原に…
-
ショウジョウバカマ
亜高山帯の草原に生える常緑の多年草。分布が広いため、花の色にも朱色…
